清掃ビジネスで独立する

私達はこんな清掃会社です

TOPお掃除エキスパート便 受講者専用ページ > vol.17 エリア別清掃方法 玄関周り・ロビー編2

vol.17 エリア別清掃方法 玄関周り・ロビー編2

2010年3月1日(月)

「ビルの顔」ともいえる玄関周りやロビーは、常に美観の維持に努めるとともに、持ち込まれた土砂汚れが建物内に広がらないよう万全の対策を講じなければなりません。そのため。除塵や拭き取りといった日常作業がきわめて重要になります。
床材の種類や特性に応じた手入れを行う必要があります。

☆大理石(ライムストーン含む)の留意点

 大理石は御影石よりもされに高級感があることから、ホテルや高級品を扱う店舗などでよくしようされます。透き通った白色のものはおなじみですがところどころに隙間のあるトラバーチンや黒色に白いラインの入った蛇紋岩、最近良く使用されるライムストーンなどもこの分類に含まれます。
大理石は、見た目は硬そうに見えますが硬度は人の爪より少し硬い程度です。そのため耐磨耗性に劣りますので日常管理における土砂類の対策は重要です。
 また、大理石のおおきな特徴として、酸に弱いことが上げられます。ジュースをこぼしたり、誤って酸性洗剤を使用すると表面のツヤを損ねてしまうので注意しましょう。玄関外側の雨のあたる部分は、酸性雨による劣化対策も必要です。
 御影石同様、吸水性も吸油性もあります。床維持剤を塗布する方法と塗布しない方法がありますが、塗布すれば磨耗や酸に対する保護になる反面、石本来の光沢がうすなわれます。
 最近では、塗布しない方法が主流です。その場合、日常清掃で除塵を徹底するほか「大理石光沢復元システム」などを用いて復元させる方法が効果的です。

来月は、テラゾと塩ビ系床材の留意点です。

<< エリア別清掃方法 玄関周り・ロビー編3 | エリア別清掃方法 玄関周り・ロビー編 >>

お問合せ・独立講習申込